「私はね、よくできている探偵小説がすきなのだ。
だがね、どれも出だしがいけない!
みんな殺人ではじまっておるのだ。
しかし殺人というものは終局なのだよ。
物語は、ずっとまえからはじまっているのだ。(中略)
あらゆるものが、ある一点にむかって集中しているのだ・・・(中略)
ゼロ時間!そうだ、ありとあらゆるものが、
このゼロ時間の一点に集中する・・・」
(本文より)
ごく普通の日常から、
殺人の起こる瞬間“ゼロ時間”へと進んでいくという、独創的な一作。
この発想がとにかくすごい。
内容には、そんなに衝撃は受けなかったけど、展開はまったく読めなかった。
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