その日暮らし

精神的その日暮らし

おはん

おはん (新潮文庫)

おはん (新潮文庫)

岩国へ行った時、作者宇野千代の故郷らしく、
やたら方々に作者の名前や「おはん」の文字が目についたので、読んでみた。
私が読んだものには、「おはん」の他に「風の音」も収録されてました。
どちらも、時代はよく分からないけど・・・明治〜昭和初期のどこかだと思う。多分。
簡単に言えば、ダメ夫を愛し、献身的に尽くす妻の話。
ダメ夫というより、クソ夫。
宇野千代の風雅な作品に対し、あまり汚い言葉は使いたくないんですが、
腹がたって仕方ないですよ。
あんまり腹がたったがために、
両作品から愛について学ぶようなところまで行かれなかったんですが、
流麗な文体で描かれる、たくましく生きる女たちは美しく、
物語につい引き込まれてしまったのでした。






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