その日暮らし

精神的その日暮らし

名乗るほどの者

パンダ実家の近くをウォーキングしていたら、
同じくウォーキングしていた知らないおばあさんに、呼び止められました。
こんな田舎だと、よそものはすぐに分かるので、もっと誰何されそうなものだけど、
警戒心が強いんだろう。意外と誰何される機会は少ない。
ま、こちらが明らかにウォーキングしてるのが分かるから、
きっとどこかの家の親戚だと、勝手に見当をつけてるのであろう。
で、珍しく呼び止められたわけです。
「あんたぁ、どこの人かいね」
「××の家の息子の嫁ですぅ〜」(対お年寄り営業スマイルで)
「はあ、××さんの息子さんの嫁さんねえ」
「はい〜」
で、私も近所の人のことを知りたいので、おばあさんに尋ねた。
「すみませんが、お名前は・・・」
「わたしは、名乗るほどの者じゃないですけえ」
ええー・・・・( ゜ロ゜
多分ね、改めて名前を聞かれて、おばあさんは恥ずかしかったんだろうと思うんよ。
それで、自分はそれほどの者じゃない、と言ったんだと思う。
それにしても・・・おばあさん、武士かよ!



それから、ウォーキングは体に良いという話をして、おばあさんは去っていった。
どれくらい引き留められるかな?と正直ビクビクしてたので、
早めに話が済んで、ちょっとほっとした。



帰宅後、義母におばあさんの特徴を簡単に話した。
予想通り、わずかな手がかりで、義母はそれが誰であるか特定してくれた。(家まで教えてくれた)
この地域の人間は、互いに全て把握されているのである。
これぞTHE・田舎!
ご近所事情は全て筒抜け!良い面もあれば悪い面もあり。






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