その日暮らし

精神的その日暮らし

蛍・納屋を焼く・その他の短編

螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)

螢・納屋を焼く・その他の短編 (新潮文庫)

村上春樹の昭和50年代の作品の短編集。
以前読んだことはあるけど、この度古本で手に入れたので再読。
やっぱ、この空気感が好きだ。



別に劇的な事件は起こらない。
ホラーやミステリーに進みそうな展開でも、そうはならない。
淡々と物事は過ぎていく。
でも淡々と過ぎている中で、いつのまにか何かを失っているような気がするのだ。
そして、どこかに何かが“もやっ”と残る。それが何かは分からないけれど。



「踊る小人」が強烈でしたわ。怖・・・。けどこの空気感がなんとも。






↓↓↓参加してます。一日一クリックお願いしま〜す(^∀^)
広島ブログ