時計の社会史

時計の社会史 (読みなおす日本史)

シンデレラはどうやって時間を知ったのか？
そんな素朴だけど深い疑問から始まる本です。
シンデレラは、17世紀に作家シャルル・ペローが民話から取材した童話です。
その時代に、15分ごとに時を告げていた時計とは、いったいどんな時計だったのか？
（シンデレラは11時45分の音も12時の音も聞いている）
そこから始まって、西欧や日本の時計の歴史、それと密接につながる時間の観念の変化、
こちらも密接につながる社会の変化などについてまとめた本。
読みやすく、分かりやすくて良かったです。
時計なんて当たり前にある消耗品としか思ってなかったけど、ちょっと見る目が変わりました。



追記・補論はいらなかった。脱線しすぎです。