- 作者: 田中宣一
- 出版社/メーカー: 吉川弘文館
- 発売日: 2014/02/20
- メディア: 単行本
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日本における様々なジャンルの名づけについて概観した本。
主題があちこちに飛んでて、散漫な印象はあったけど、面白かったです。
カタツムリの本をこないだ読んだばかりなので、
その呼び名についての考察は特に面白かった。
「方言周圏論」(ざっくり言うと方言の同心円状の分布)て別の本にも書いてあったけど、なんか不思議ですね。
災害と地名については、真剣に読みました。
「亀」「萩」が付く地名など、災害とは関係なさそうで実はあるのだとか。
知ってる地名がいくつか頭をよぎります。
言霊信仰の項にあったのだけど、
四国・中国地方西部などでは「死んだ」ということを「ヒロシマへ行った」という表現を使っていたとか。
えーっ、その由来ってまさか8月のあの日のこと・・・
と思ったらどうやら違うようで。
下記ウィキさん「広島市」のページ。4.2「広島へ行く」を見てね。
検索したら、もっと詳しいページもあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%83%E5%B3%B6%E5%B8%82
こんな表現があったなんて、知らんかった・・・(タブーになったからでしょうか)
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