- 作者: 梨木香歩
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2001/08/01
- メディア: 文庫
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中学生のまいは、おばあちゃんの家へ向かいながら、
2年前に一ヶ月余り、おばあちゃんと一緒に過ごした日々を思いだす。
まいに大切なことを教えてくれた「西の魔女」との日々…。
児童文学としては、良い作品だと思いました。
繊細な少女の挫折と再生…死について、生き方について。
地に足のついた生き方をするおばあちゃんの描写や、自然の描写も丁寧で、
色や匂いが立ち上るよう。
大人から見ればさほど大事件ではない、けれど少女には強い衝撃を与える、
そんな出来事の描き方も上手いなあと思いました。
…でも正直なところ、30代の私にはちょっと物足りなかった。
ゲンジさんの言葉って、どこの方言なんだろ?
広島弁のようでもあり、違うようでもあり。
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