- 作者: 今村夏子
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2014/06/10
- メディア: 文庫
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思うまま自由に、ただし周囲から見ればひどく異質に、生きている。
あみ子の前歯は、熱愛する男の子にパンチされてなくなった。
無邪気に生きるあみ子と、まわりの人たちとの軋轢。
どうにもならない悲しさや残酷さ、でも時々ふっと温かさも湧く話。
著者は広島市安佐南区出身。
少し前に芥川賞候補になったことで、地元新聞で大きく取り上げられ、名前を知りました。
「こちらあみ子」はさすがデビュー作らしく、才能がキラキラしているが、
一緒に収められている小説「ピクニック」の方はあんまりかな。
広島人として、頑張ってほしいものです。
あみ子たちが使うバリバリの広島弁が面白い。
ここまで広島弁満載でも、全国デビューできるんか・・・。
方言によって、昭和の匂いたっぷりの、あみ子の生活に、
リアリティーが増しているのは確かですが。
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