史記の続き。
列伝は、個人別にスポットを当てて書かれた、
簡単な伝記のようなものです。
文庫本だと4冊もあります。先は長い・・・。
本紀は流れがあるので、状況や人物が把握しやすかったけど、
列伝は細切れなので、そのたびに状況を把握し直し、
人物を覚え直さなければならず、
なかなか手間取りました。
春秋戦国という、たくさんの国が興亡を繰り返した時代は、
国名も人物も多すぎてしっちゃかめっちゃか。
加えて国々の間の複雑に入り組んだ関係性もあり、
それをベースにした遊説内容はまったくワケワカラン。
そしてその遊説内容が非常に多くて長い。
古代中国では「沈黙は金」はあり得ないなあと思いました。
主張してなんぼ!自分をがんがんアピールしてなんぼ!
「史記」が書かれたのが二千年前。
それよりもはるか昔の人たちが、
こんな高度な文化を持って、
現代の私たちのように、より良い人生を必死で求めていた、
ということに圧倒されます。
漫画「キングダム」にちらっと、もしくはたくさん、
出てくる人たちにも多数言及されており、
そっちも非常に興味深い。
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