- 作者: 松本清張
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 1975/02/10
- メディア: 文庫
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実際に起こった事件について書かれたノンフィクション作品が三作。
このタイトル、ミステリーとありますが、これミステリーじゃないですよ。
最初の二作は、どう考えてもホラーですよ・・・。
「闇に駆ける猟銃」は、昭和十年代に岡山の寒村で実際に起こった凄惨な事件について。
岡山ってすぐ隣じゃん・・・。
これほど恐ろしい事件があったなんて、知らなかったよ・・・。
「肉鍋を食う女」も実際にあった話で、終戦間近の時期、貧しい家庭で継母が継子を殺してその肉を・・・ひいいいい。
とても夜に読めるものではなく、明るい時間に集中的に読みました。
生々しい描写はきつかったけど、少し前までこの国にあった、
あまり表面に出てこない陰鬱な側面を知ることができて、考えさせられました。
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