ベタ踏み坂を御存知でしょうか。
知らない方は、検索してもらったらすぐに出るのでそちらで。
ベタ踏み坂、正式には「江島大橋」は島根にあります。
某クルマのCMに使われ、あんなところが本当にあるのかと話題になり、
これまでは“ただの橋”だったところに、どっと観光客が押し寄せていると、
ローカル新聞で読んで初めて知りました。
単に広島が島根の隣だから、新聞でも取り上げたのか、
全国的に話題なのかは、よく分かりませんが、
かなりブームなのは確かなようです。
今回行って、そのブームを目の当たりにしてきました。
私たちは、まず松江市へ行きました。
そこから東へ、両側に山しかない道をしばらくアップダウンしていくと、
眼下に「中海」という湖が広がります。
少し走って、橋なのか陸地なのかよく分からない道を通り、大根島へ入ります。
予想していたより大きく、平らな島。
木々と民家が混ざり合うようなその風景は、どこか沖縄の離島のよう。（個人の感想です）
島の北側の道路を走っていくと、左にはちゃぷちゃぷ中海の湖面、右には静かな集落、
良い雰囲気の島でした。
島の道路を走っている途中、遠くに江島大橋が現れました。
「えっ！なにこれ！」
写真で見て知っていたはずなのに、本物を見て改めて驚く、あの傾斜。
「えっ・・・あれ、本当に車が走れるの？」
なんだか怖くなってきました。
島を回りこむと、迷うことなく、江島に入りました。
入ってすぐ、目の前にベタ踏み坂！
遠くから見た時に比べ、さほど恐ろしい傾斜には見えません。
「おおおー！とりあえず、いったん車を停めてあそこまで歩いてみよう」
橋から少し離れたところにはファミリーマートがあり、その隣に無料駐車場があります。
写真奥に、橋が見えるのが分かるでしょうか？
ファミマにも、無料駐車場にも、車が次々に入ってきて、
そこから出てきた人たちは、脇目も振らずに橋へ向かいます。
三脚をかついだおじいさんもいました。
驚いたのは、観光バスが来たこと！
ファミマに停まった観光バスから、大勢の人が吐きだされ、
全員、手にカメラを持ち、早足で橋へと向かうのです。
えーっ、観光バスまで寄るって・・・すごいな！
続きます。
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