その日暮らし

精神的その日暮らし

家守綺譚

家守綺譚 (新潮文庫)

家守綺譚 (新潮文庫)

2005年本屋大賞3位受賞作品。
先日紹介した「西の魔女が死んだ」と同じ作者です。



売れない小説家・綿貫は、亡くなった親友の実家の守をしてほしいと頼まれた。
一人のんびりと執筆しながら暮らしていると、なぜか不思議なことが身の回りで起きる。
植物が。動物が。異なる世界に住まうものたちが。
そんなものたちを相手にしつつ、綿貫の日々は過ぎていく。



まず目次を見て「なんだろう?」と思わされます。
分厚い本ではないのに、ずらり並ぶ28の項目。
しかもすべて植物名。
各章では各植物に関わった物語が語られます。
植物や自然や不思議なものに囲まれて、
ゆっくりと時間の流れる雰囲気が心地よい小説でした。






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