実家の祖母と、今年の紅白の出場歌手一覧を見ながら会話。
私 「もう分かる歌手はそんなにいないでしょ」
祖母「そうねえ。知らない人ばかりだわ」
祖母「これは、せきジャニ？」
私 「うん、その“関”は“せき”じゃなくて“かん”と読みます」
英語のグループ名はほとんど読めません。
“Pe＠fume”が気になるらしく、しかし読めない。
私 「それは、パフュームと読むのですよ」
祖母「え？パ・・・？」
私 「パフューム」
祖母「パフ・・・？」
私 「うん。読み方なんか知らなくていい。ただこの人たちは広島出身だから。それだけ知っておけばいい」
いやいや、そんな情報覚えておく方がよけい大変ですわ。
祖母「これも知らないわ。ダブリューろく、って何かしら」
私 「ばあちゃんよく見て！「Ｗ」じゃなくて「Ｖ」だよ！勝手に増やさないで！しかもそれ母が好きなグループだから間違えたら怒られるよ！」
私 「ばあちゃん、これなら読めるんじゃない？」
と私が指したのは、アルファベット表記の「SE＠AI NO OW＠RI」。
英語じゃないから読めると思ったのです。
祖母「えっと・・・世界の・・・」
私 「そうそう」
祖母「世界の・・・オワリ」
私 「ばあちゃん、イントネーションが違ぁう！それじゃ“世界の終わり”じゃなくて“世界の尾張”だよ！信長の野望だよ！？」
祖母「松＠聖子、この人は知ってるわ」
私 「そうだね」
祖母「でもまだ20歳だったのね」
私 「え？」
祖母「若いわねえ」
私 「・・・・・違ぁう！名前の後のカッコ書きは出場回数です！それ言うたら出場歌手のほとんどが2歳だの4歳だの幼児や小学生になるじゃないか！しかも“初”（初出場）はどういう意味になるの！？」
そんなこんなで、祖母はなんとか無事に年を越せる・・・かな？
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