その日暮らし

精神的その日暮らし

若いツバメ・4

それから1時間くらい経った頃、外で騒がしくピチピチ声がしました。
その時は何か分からなかった。
夜、犬を敷地内に出した際、懐中電灯でヒナ探し。
あれ?どこにもいないよ。
もしかして騒がしいピチピチ、あれはついに飛び立った声だったのかな?
一抹の寂しさを感じつつ、ほっとしていると、
相方が「あっ!1羽おる!」
なんと義母の作った構造物の、脚立の下から2段目の陰に、隠れるように佇んでおりました。
「こっちにもおる!」
高いところにいる1羽もまだいます。
高いところの方はいいとして、脚立の方はやっぱり危ない。
再び作業小屋に入れることにしました。
手袋をした手でそっと包み、小屋の中で放すと、
手袋の指につかまってなかなか離れなかった。

 

この個体は、どの子なんだろう?
なんとなく気が強い感じがするから、いつも離れていた1羽かなと思うんだけど。

 

翌朝、新聞を取りに外に出ると、もう義母が作業小屋を開けてくれていました。
「私の膝あたりに飛んできて、とまってくれたのよ!」
確かにそれはカワイイ。

 

仕事に出かけて、夕方帰宅すると、義母いわく、
高いところにいた一羽は飛び立ったとのこと。
しかしまだ地面に1羽残っている。
「あんたまだおるの。早く飛ばんと危ないよ」
近づいて話しかけると、キッとにらまれました。
おお。気が強い。あの子か?

 

その後、相方が帰宅した際に探したところ、もうヒナはいませんでした。
夕方遅い時間に巣だったり、飛び立ったりすることが多かったので、
きっとあの後、飛び立ったのでしょう。
暗くなる前の時間帯、窓から田んぼの方を見ると、
たくさんのツバメが猛スピードで飛びまくっているのが見えました。
ヒナは懸命に飛ぶ練習をしていたのでしょう。

 

この日以降、ツバメの姿はほとんど見なくなりました。

 

さて・・・巣の真下の、盛り上がるほど堆積したフンの掃除をせねばね。
近辺の壁にもべっちょりつけられてるしね・・・。

 

 

 

 

 

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