その日暮らし

精神的その日暮らし

【読書】スペードのクイーン/ベールキン物語

 

 

短編ひとつと中編ひとつ収録。
「スペードのクイーン」は、
必ず勝つという噂の3枚のカードの秘密を手に入れようとする青年の話。
でもね、作品自体よりも、作者の人生がすごくてね。
貴族の家に生まれ、文筆の才に恵まれるも、
奔放な生活を送り、
政治的にはデカブリストの乱が身近で起こり、
友人知人が死刑になったり追放されたり・・・。
最期は、美しい妻をめぐって決闘し、37歳で亡くなったとか。
そういう背景を知った上で読むと、また違った読み方ができそう。

 

ロシア文学って、ひたすら暗くて、
自分の頭の中で考えすぎ悩みすぎて悪い方向へ行くっていうイメージだけど、
昔からなんとなく好き。

 

 

 

 

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