- 作者: シュペルヴィエル,永田千奈
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/10/12
- メディア: 文庫
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美しく幻想的、そして哀しい。
その哀しさは、深く冷たい水底で、細い針に心を刺し貫かれるような感じ。
ガルシア=マルケスにどこか似てると思いながら読んでたのだけど、
そう思うのは私だけではないようです。
作者の両親はフランス人。ウルグアイで生まれ、10歳の時にフランスに戻り、
以後ウルグアイとフランスを行き来したらしい。
どちらも中南米だから似ている・・・と、ひとくくりにするのはちょっと無理がある気がするが。