その日暮らし

精神的その日暮らし

【読書】蜜蜂と遠雷

 

 

近年評価がめざましい芳ヶ江国際ピアノコンクール。
ここに挑む大勢のピアニストの卵たち。
亜夜はかつて天才ピアニスト少女として名を馳せたが、
突然表舞台を去って今は一介の学生。
天才肌で王子様なマサル
妻子持ちサラリーマンだが、夢を捨てきれない明石。
謎の少年、風間塵。
各々が各々のこれまでの人生や経験を背負い、
周囲の人たちの温かいまなざしと期待を追い風に、自らの音楽を模索していく・・・

 

音楽を小説になんて、そんな無茶なと思うけど、
すごいなーここまで描けるんだ、すごいなーとただ感嘆。
こんな長編を書くだけでも大変だろうに、さすが恩田陸
人物一人一人の内面の動きと成長が丁寧に描かれていて読みやすい。
読後感も良い。
クラシック詳しければ、もっと楽しめるんだろうなあ。残念。
タイトルの意味は分かりにくかった。ちゃんと回収されてたっけ?

 

 

 

 

↓↓広島ブログ、参加してます。一日一クリックお願いしま~す(^^)/
http://www.hiroshima-blog.com/wj.php?cd=01ix