白昼の悪魔

白昼の悪魔 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)

避暑地として多くの人が訪れる小さな島。
その島の浜辺にいたポアロは、滞在客の一人である引退した女優を目にする。
いやおうなく男の目を惹きつける彼女を、他の者は毛嫌いする。
「あの女こそ、悪魔の化身よ！」
今また彼女は、若妻の目の前で、その夫を誘惑し始めた。
幾つもの憎悪が募っていき、そしてついに殺人が起こる・・・



クリスティーのポアロもの。
“島”が舞台というだけで、みるみる雰囲気が出てくるものですな。
面白かったです。
犯人・トリックに関しては、見事にクリスティーの手の中で翻弄されました。
懸命に考えたんだけどなあ・・・ヒントの隠し方が巧妙で・・・。






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