その日暮らし

精神的その日暮らし

野外現代アート!前編

東広島現代美術プログラム「志和堀DNA」へ行ってきました。
東広島市内の歴史ある古い町並に、溶けこませるようにして現代美術の作品を展示し、
町の魅力を再発見しようという試み。
第一回目は高屋町で、二回目は安芸津町、今回は志和町志和堀で開催されました。
プログラム名にある「DNA」とは、東広島市のHPによると、
「現在の生活の中に脈々と受け継がれる遺伝子(そのまちが持つDNA)」
のことだそうです。
現代造形作家の皆さんが、志和堀に足を運び、町の空気と歴史を感じ、
そこからインスピレーションを得た作品たちが、町の様々な場所に展示されています。
東広島市HP:http://www.city.higashihiroshima.hiroshima.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1251960119648&SiteID=0



志和堀とは、こんな場所です。


分かりやすく言えば、田舎です。
昔は栄えた町らしい。それは歩いているとよく分かります。
とにかく立派な造りの家が多い。中庭のある呉服屋とか。お寺も大きくすばらしい。
しかし今は・・・空き家が目立っていました。
歩いているとそこかしこに、歴史のありそうな家から、比較的新しい家まで、やたら目につく空き家。
作品が展示されていた古い立派な家も、普段使っているわけではないと言われたり・・・。
町の場所から考えて、きっとここも過疎が進んでいるんだろうと思います。
それが歴史の流れなのだろうか。
しかし町全体の雰囲気はのどかで、ゆったりしていて、とても気持ち良いものでした。



作品は、町の方々に展示されています。
でも丁寧な地図と、地元の方と思われるスタッフの皆さんの丁寧な案内のおかげで、
迷ったり見落としたりということはまずないです。
行き届いたこのサービス面は、大いに評価すべき点と思います。
ある作品は、酒蔵の中に展示されていました。
入り口はこんなん。入ってから振り返って撮ったところ。

奥へ進むとこんなん。作品があるのだが隠れてしまった。

更に奥へ進むと、薄暗い中にこんな作品が。

260年位(うろ覚え)営業してきたのに、今年2月、ついに幕をおろしたこの酒蔵への思いを作品にしたとのこと。
外に出て少し歩くと、こんな作品がありました。

分かりにくいですが、キラキラ光る長細い身体をした龍神が、川の上を舞っています。
中央部に見えるのが龍神です。
道から斜めにしなっている数本のさお?から吊り下げられてます。
こんな現代アートが、突然現れ・・・でも町の風景に自然に溶け込んでるのです。
面白い。



長くなるので続きます。






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