その日暮らし

精神的その日暮らし

半分、インフル

3月中旬、実家の父がインフルになりました。
あれだけ猛威を振るっていた頃には無事だったのに、
「いまさら!?」という感じでしたが、年齢を考えると心配になります。
3日後、母もインフルになりました。
父を隔離して、できる限りの対処をしていたのに・・・。
さて、問題はばあちゃんです。
ばあちゃんは介護が必要。
父も母も病人なのに、そこそこ体力のいる介護ができるのか?
幸い、父が少し良くなっていたので、二人でなんとか乗り切ったと後で聞きました。
次の問題は、ばあちゃんも発症したらどうしようということ。
93歳・・・。
予防接種をしているとはいえ、インフル発症はまずいのではないか。
介護者は二人ともインフル。
介護は、濃厚接触が避けられません。
さらに、ばあちゃんはプチ認知なので、自分で意識して防衛することができません。
例えばばあちゃん、冬に外出して帰宅した際、
私たちがうがい手洗いをするよう求めると、頑強に抵抗してきます。
なんとか洗面台に引っ張っていったら、水でちょろちょろっと手を洗って済ませちゃう。
せっけん使ってゴシゴシ洗うよう要求すると、
ものすごーーーーーーく嫌な顔をして、しぶしぶやります。
おそらく、こちらが目を離したら、しないのにしたフリするでしょう。
先にトイレに行くことで、ごまかそうとしたこともあります(笑)
うがいも、ものすごーーーーーーく嫌そう。
強く強く求めると、ようやくしぶしぶ何回かガラガラ・・・。
何がそんなに嫌なのか分かりませんが、
とにかくばあちゃんのウイルス対策意識はその程度です。
まあ、こんなにうるさく、うがい手洗いと言われるようになったのは、
ごく最近のことなんだろうから。
93年の人生で考えたら、いまさらそんなことやれって言われてもねえ。



そんな状況ですから、ばあちゃんのインフル発症は高い確率で有り得ると思われました。
私たちはちょっと緊張して見守っていました。(私は電話越し)
母も発症してから、3日・・・4日・・・ばあちゃんはまだ無事です。
6日・・・一週間・・・ん?まだ無事です。
10日・・・二週間・・・ん?まだ無事・・・です・・・?



あの状況で、感染しなかったはずはない。
感染したウイルスは、93年訓練された祖母の免疫に、撃退されたのだ。
すごい。
あの状況で。インフル撃破。
すごい。
尊敬というか、畏敬の念さえ抱いた孫なのでした。






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